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ティワナへ通勤される方は是非ご覧下さい

ティワナへ通勤される方は是非ご覧下さい

 メールでのご質問がありました。 旦那が記事にしてくれました。 参考になればうれしいです。(少し制度が変わっているかもしれません。申請方法など最新情報を入手するようご注意ください。)


■背景■

 メキシコ・ティワナはサンディエゴの南に隣接する街で、多くの日系企業の工場があります。 そこにサンディエゴから通勤されている方も沢山いらっしゃいます。 しかし、隣の街とは言っても、別の国。 国境があります。 メキシコへの入国はほとんどフリーパス状態ですが、アメリカへの再入国では、空港での審査ほどではないにしても、必ずパスポートなどの提示が要求されます。 国境を超えるのはもちろん日本人だけではありません。 アメリカ人はもとより多くのメキシコ人もアメリカに入ってきます。 それを1人1人、車1台1台審査するわけですから、恒常的に行列が発生し、40分待ち、1時間待ちが当たり前のようになっていました。

■ポートパス■

 そこで採用されたのがポートパスです。 毎日のように通勤・商談などでティワナへ訪れる人の再入国の迅速化、入国審査の迅速化・省力化などが目的で、SENTRI (Secure Electronic Network for Travelers' Rapid Inspection) プログラムができました。 ポートパス、英語で書くと Portpass。 Portは一般的には港を表しますが、国へ入る入り口:関所。 そこを通るPass:通行証。 通行手形です。 (Passportはもっとも強力な通行手形です。) ポートパスは俗称で正式には Dedicated Commuter Lane (DCL) Program Card と言うようです。 (ここではポートパスとしておきます。) ポートパスは1年間有効で、リニューアルが可能です。

 ポートパスを持つと、San Ysidroでは午後10時まで、Otayでは午後8時まで専用車線を通ってアメリカに再入国できます。 車に専用のトランスポンダー(発信機)が取りつけられ、ゲートでは顔写真付きのカードをスライドスキャンし、人間と車が登録されているかを機械的に確認します。 ただし、無人なわけではなく、「申告するものがあるか?」という質問はありますし、2次審査にまわされるケースが免除されるわけではありません。 しかし、いずれにしても通常のレーンに並ぶよりは格段に早くアメリカへの入国が可能です。 9月11日の事件以来、ますますボーダーでの入国検査が厳しくなっていますので、ポートパスは必需品となっています。

■申請■

 申請は San Ysidro, Otay のどちらのポートを使う場合でも Otay にあるDCLオフィスにて申請します。 新規申請の場合は、@申請書の取得、A申請、Bトランスポンダーの取りつけの3段階、リニューアルはDCLから通知が来ますので、Aリニューアル申請のみになります。

なお、正確な情報・更新された情報は◆リンク◆をご覧下さい。

Global Online Enrollment Systemでのオンライン申請に変更になったようです。ですので、以下の情報は、当時の情報として参考程度にご利用ください。

@申請書の取得

 申請書は「CBP Form 823S」というフォームです。 ダウンロードもここ http://www.ins.gov/graphics/lawenfor/bmgmt/inspect/sentri.htm でできますが、DCLオフィスで配布している申請書には通し番号が打ってあります。 ダウンロードしたフォームで申請できるのかは、今の段階では不明です。 DCLオフィスは ここ 2500 Paseo Internacional; San Diego, CA 92154 にあります。 (地図の印と実際のオフィスの位置は異なります。) 905をOtayのボーダーに向かい、Siempre Viva Road を左折し、マクドナルドのT字路を南に右折し、本当の突き当たりがDCLオフィスの建物。 手前右側に「DCL申込者用駐車場」があります。 ここに車をとめて奥にある建物の入り口 (メキシコから徒歩で入国するところの出口)を入り、左側にオフィスがあります。 カウンターにチェックイン用紙がありますので、名前と時刻、目的、アポイントメントの有無などを記入します。 目的には「Pick up appl. form」とか書けば良いでしょう。 アポイントメントはありませんので「アポイントメント無し」にしるしを付けます。 暫くすると、「申請書を取りに来ただけの人、集まれ」となり、申請書と簡単な説明書をもらっておしまいです。 Aで説明する書類が用意してあれば、その場で申請書に記入してA申請を行なう事もできますが、アポイントメントがある人が優先ですので、いくら待っても名前が呼ばれない可能性があります。 ですからあらためて申請のアポイントメントを取ったほうが良いかもしれません。 DCLオフィスは月〜土の朝の8時から開いています。 朝一番ですと誰もいない事もありますので、申請書をもらうだけなら、会社に行く前にちょっとDCLオフィスに立ち寄って申請書を受け取ると言うのがよさそうです。

A申請

 申請のアポイントメントを電話で取ります。 619-661-3170 期日を決めます。 (但し、慢性的に電話がかかりづらくなっていますし、アポイントメントが取れるのも、数ヶ月先になっているようです。) その日になったら、DCLオフィスに以下の物を持って行き、チェックインしてください。 もちろん「アポイントメントあり」にチェックします。

 申請には以下が必要です。 (ここではごく一般的な例で書きます。 正式には申請書や説明書を参照してください。)

  1. 国籍を証明できるもの (日本人ならパスポート)(VISAも必要です)
  2. 運転免許証
  3. 申請する車の登録証 (車が申請者の名義で無い場合、所有者が申請者に使用を許可している旨のレターも)
  4. アメリカで有効な自動車保険証
  5. アメリカでの住所を証明するもの (住居の賃貸契約書および電気・ガス・水道などの請求書で、住所と申請者の名前が書いてあるもの)
  6. 最も直近の給与明細 (自営業者はライセンスと納税証明書)
  7. 全て書きこんだ申請書 Form I-823
  8. 申請費用 (%49 クレジットカード(VISA, MASTER, AMEX),チェック、マネーオーダー、現金で支払可能)

 書類は全てオリジナルを準備してください。 申請時に係官がコピーを取ります。 書類に不備が無ければ、指紋を取ります。 (FBIに照会するそうです。)

 リニューアルの場合は、書類審査が終われば、リニューアル費用 計$129(指紋の採取を実施しなければ、$24差し引いて$105となります。)を支払い、新しいカードをもらえば終わりです。 カードにある写真もあまりかわりが無ければ写真撮影もありません。

B トランスポンダーの取りつけ

 暫くすると、DCLオフィスから電話がかかってきて、トランスポンダーの取り付けスケジュールが決まります。 (最近非常に時間が掛かっているようです。 1年後と言われた人もいます、、、お早めに。 係の人の話では今手続きのスピードアップを図っているとのことなので、改善が待たれるところです。)

 DCLのオフィスに行き、チェックインをします。 暫くすると、10人ほどの人がいっせいに呼ばれます。 車を2次審査場へ移動します。 そこで係官によりフロントガラス内側・バックミラーの後ろ側にトランスポンダーが取り付けられます。 そのあと、ポートパスの使い方やポートパスを利用する上での注意事項の説明があります。 そして、オフィスに戻り、手数料の残金$80を払い込み、 デジタルカメラで写真を撮られ、カードを作成、それを受け取って完了となります。 記載事項に間違いが無いか確認してください。 間違っていればその場で修正してくれます。

 ポートパスは即日1年間有効になります。

■注意事項■

 ポートパスを利用するに当たっては、注意しなければならないことがあります。 仮にも国境を越えるわけですから、十分な注意が必要です。 ゲートの係官には、ポートパスの運用のみならず、「入国管理」「税関」「動植物検疫」についての調査権限があるようですので、以下に述べる注意事項について十分な理解が必要です。

  • ゲートを通るときはポートパスを持たない同乗者がいてはならない。 例え同乗者がポートパスを持っていても、通過する車に対してのポートパスの許可が無ければその車に乗ってゲートを超えることは出来ない。 もしそうだと認定されると、運転者はもちろん同乗者のポートパスも即日停止になります。 復活するのに3ヶ月かかるようです。
  • ポートパスはパスポートの代わりにはならない。 ビザも同様。 ゲートの係官はパスポート・ビザの提示を要求することがあります。 更にLビザなどの場合にはNotice of Action Petition for A Nonimmigrant Worker (Form I-797C)の提示を要求されることもあります。 また、運転免許証、自動車登録証、自動車保険証など運転に必要な書類を常備していなければなりません。 仮にパスポートを携帯するのを忘れてゲートに進入しパスポートの提示を求められたとすると、「旅券不携帯」で「入国管理法違反」になり、ポートパスは直ちに「停止」、「ブラックリスト」に載ってしまいます。 ポートパスを復活するには、色々と手続きが必要になります。
  • 税関申告をしなければならない物品を持ちゲートを通過してはならない。 サンプル品であっても申告対象になるのでポートパスを通って持ち込むことは出来ない。 申告対象物品がある場合は通常レーンを利用して、申告をすること。 申告すべき物品を持っているにもかかわらず、「申告すべきものが無い」と虚偽を言い、且つ、物品が発見されたときは「密輸行為」とみなされる場合があります。

 この他にもあると思いますが、これ以上は分かりません。 ポートパスの3ヶ月停止ならまだ救いはありますが、最悪、逮捕、入国拒否、強制送還も想定されますので、繰り返しになりますが、くれぐれも注意してください。 

 

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Last updated : 2008/06/08 06:16


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