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現在位置 : SDインフォ > 便利帳 > 雑学:病院事情
アメリカの病院は日本とちょっと違うみたい
妊娠・出産・入院・手術や いろいろな日常の病気で、 何回となく 病院のお世話になりました。 何かの役に立つのではないかと思い、 まとめてみました。
(内容は、 私が経験したこと、 伝聞をもとにしていますので、 間違っているかもしれません。 もし、「これは違う!」というのが ありましたら、 ご連絡ください。 修正させていただきます。)
| 健康保険 | SHARP | 先生選び | 先生と病院の関係 | カルテ |
| 予約 | 緊急のときは | 診察 | 検査 | 薬局 | 救急車 |
| 入院 | 手術 | 最後に「血液銀行」と「献血」 | おわりに |
日本の場合 全ての人が 国民健康保険など 公的な医療保険に 加入していますが、 アメリカの場合は 違うみたいです。
わたしの場合は、 会社が 保険会社と契約しています。 しかも、 その保険では 指定の病院でしか 適用されません。 (うちの指定病院は サンディエゴでは有名な SHARP病院です。) それ以外の病院などで 受診する場合は、 あらかじめ SHARPの先生の 「これこれしかじか」と 書いたレターと、 それに基づいた 保険会社の承認が 事前に必要なようです。
(どこの病院・クリニックでもよいという保険が あるのかはわかりません。)
医者は、 保険の有無にかかわらず、 生命に危険がある場合は、 医療行為を施さなければならない義務が 法律で決められているそうです。 保険がないと 病院の収入がなくなるので、 「無保険医療のための保険」を 病院はかけているそうです。
また、たとえば 手術をしなければならなくなったとき、 医者が保険会社に、 手術の承認をとると、 保険会社が 「この手術だったら、3泊4日」って 指定してくるそうです。 それ以上になると 保険金が 病院に入らなくなってしまうそうです。
SHARPには いくつかのHOSPITAL (入院・手術をするところ(入院のことを英語でホスピタライズというそうです))と いくつかのCLINIC(一般診察をするところ)が 集まってできています。 SHARPには 国際部というのがあって 無料の日本語サービスがあり、 予約・通訳などをしてくれます。
(最近 有料化になりました。 これまで ただで サービスしてくれてたのが 嘘みたいな はなしですから 、、、)
同じ科に先生が複数いる場合、 医者を選ぶことができるみたいです。 (日本で病院を選ぶのと 同じかな? 私の場合は 病院が決まってるのでできませんが、、) やはり人気のある先生 ・ 無い先生があるみたいです。 まいなとレオの小児科の先生 、私の内科・産科・眼科の先生 、旦那の内科・眼科の先生、 どの先生も選んだことになります。
(旦那は 内科の先生に 「タバコを吸うのをやめろ」と 20分も説教されて、 私の主治医に変えたいって言ってます。) でも、 いい先生かどうかなんって なかなかわかりませんよね。
旦那が聞いてきた事なんだけど、 医者は病院から独立してるそうです。 ということは、 会社と社員みたいな関係じゃなくて、 ショッピングモールと そこのテナントの関係みたいなものらしいです。
医者は 長く入院させて完治させたい、 病院は 保険の関係で 保険の範囲で終わらせたい。 そんなチェックアンドバランスが、 医療を 公平・公正・適正に保つ方法らしいんだけど、、、、
先生をかえたり、 同じSHARPでも 別のクリニックへいくと、 同じ事を聞かれて、 同じ検査をされてしまいます。 同じ病院なんだから、 カルテを回してくれればいいのにって思うんだけど、 どうなのかな? 秘密は守られてるみたいだけど、、
緊急でない場合、 予約が必要です。 うちでは SHARPの日本語サービスで 予約してもらっています。 診察の日と時刻を選びます。 予約があるので、 基本的にその時刻に行けば、 待つことなく診てもらえます。 (日本の病院みたいに 何時間も待つ必要がありません。) 時々、前の患者さんが長引いたりすると、 遅れたりします。 特に「眼科」は、おじいちゃん、おばあちゃんが多いからか、 診察と同時に検査もするからか 遅れることがよくあります。
お金(Co Payment)は、受付のときに支払いをします。 うちは、EMERGENCYの時は$35、 そうでないときは$10の保険なんで、 それ以上は払う必要はありません。
SHARPには、「URGENT CARE」って 急患専門のところがあります。 ここだと、予約なしで診てもらえますが、 長時間待つことになってしまいます。 (レオが熱を出したときに つれて行ったけど、 待たされて、 説明をさんざんさせられた挙句、 「市販の飲み薬(解熱剤)を飲ませなさい。 それ以上のことは 専門じゃないから、 子供病院の救急へ行け」ですって。) そんなわけで、めったに使いません。
アメリカの薬は、 かなり強いものも市販されているので、 通常はそれを飲んで 様子を見ています。 「風邪で病院に行くアメリカ人は めったにいない」って 誰かが言っていました。
もし、医者から 「異常があったらEMERGENCYへ行くよう」に 指示がある場合は、 先生に 夜中でもいつでもすぐ連絡をとり、 EMERGENCYに事前に話をしてもらっておくと、 病院に着いてから 話がスムーズに進むみたいです。
診察の順番が回ってくると、 看護婦さんが体重を計ったり、 簡単な問診をします。 診察室は個室です。 家族もたいていの場合 一緒に入れます。 先生が来て、また問診。 診察をして、 説明をしてくれます。 うちの主治医はみんなとても親切に説明してくれます。 (インフォームドコンセントっていうのかな?) 多分 ほとんどの先生はそうだと思います。
(うちでは、SHARPの日本語サービスで 通訳も頼んでいるので なんとかなっていますが、 私一人だと、 私も先生の説明を理解するのが大変だけど、 先生もまた説明が難しくて 大変みたいです。) 必要であれば 処方箋を出してくれます。
診察のなかで 検査が必要になったときは、 先生は紙に何かを書いて、 「これを持ってLABOに行ってきて下さい。」って 言われます。 それをもって LABOへ行くと、 検査をしてくれます。 時々、同じSHARPでも 違う場所(HOSPITALとか)に 行かせられたり、 違う検査機関に行かせられたりします。 これって、病気のときにちょっと不満ですね。
アメリカでは 医薬分業が徹底しているので、 病院内で薬はもらえません。 医者が書いた処方箋を持って 街の薬局(PHERMACY)へ行きます。 処方箋を出すと、 はじめての場合、 たいてい登録するように言われます。 しばらく待っていると、 薬が出てきます。 使い方の説明を長々とされて、 長々と書かれた注意書きをもらい、 お金を払います。
薬によっては、 詰め替え(REFILL)のできるものもあって、 処方箋に書いてある限度の回数、 足してもらえます。 その場合は、 「REFILL PLEASE」 と言えばいいだけなので 簡単です。
アメリカの救急車は、「有料」です。 レオを病院へ運ぶため 一度使ったことがあるんだけど、 基本料金、 マイル毎の追加料金、 その他手袋、 酸素吸入、、、なんでも請求されます。 ちょっとの距離だったけど、 $500近く 後で「救急車屋さん」から請求されて ビックリしました。 (救急車は レオの主治医が呼んだので、 後で保険請求したら 払わなくて済みました。) 救急車なんて うかつに呼ぶもんじゃないですね。 でも、救急車で運ばれると、 優先順位が上がるみたいで、 すぐに診察などが始まりました。
ちなみに救急車を呼ぶには 「911」へダイヤルします。 救急車はアンビュランス。
入院なんてしたくありませんが、 アメリカの先生が 「入院したほうがいいですよ」なんていうのは、 たいてい大変な事態のはずです。 入院そのものは、 病気や怪我で苦しんでいるという事実を除けば、 完全看護・至れり尽せりです。 個室ですし、 テレビ・ビデオ、 直通の電話までついています。
家族も希望をすれば 付き添うこともできますし、 そのための枕や毛布、 軽い食事も出してくれます。 (家族の健康をチェックに 専門の人が 一人一人に聞いて回っていました。 保険できまった期間に退院できるように、 とにかく集中してくれるようです。
いずれにしても入院期間は、 とにかく短いようです。 切ったところが開いたままでも 退院させられてしまいます。
なお、入院手続きは、 旦那がしましたが、 身分証明書や保険証があればすぐできるそうです。
手術もしたくないものなんだけど、 いざするとなると、 先生や看護婦さんが色々と説明をはじめます。 とにかくわかるまで 説明を続けてくれます。 最後に説明を理解しましたと サインをさせられます。 ほかにもいろいろ (たとえば、手術が失敗しても 訴訟を起こさないといった書類に) サインをさせられます。
先生がうそを言うとは考えられないけど、 サインをする前に 十分納得しておかなければならないのは、 アメリカでの生活の基本ですね。)
献血というと、 「自分の血を 善意でどこのだれかもわからない人の為に使ってもらう」って イメージですよね。 アメリカにも同じような制度があります。
「BLOOD BANK」がやっていますが、 こういった「献血」だけでなく、 自分の血を自分の為に「預金」しておくことができます。 「預金」と書くと 「BANK」の意味がはっきりしますよね。
健康な時に 自分の血を採っておき、 いざ自分が輸血を必要とする時、 自分の血を輸血するというシステムです。 拒絶反応が無いので 一番安全ですよね。
また、献血する相手を指名 (たとえば自分の子供とか友人とか) することもできます。
採血そのものは BLOOD BANKへ行くとできるそうです。 ただ、その手続きはすごく厳密で、 質問表に答えると、 その後 それに基づいて問診されるそうです。 それでOKになると、 採血され、 48時間の検査を通った血液だけが 保管されるそうです。
旦那がレオのために採血しようとしたときは、 急ぎだったのと、 英語での質問表に100%答えられなかったため、 結局採血してもらえませんでした。 (ここまで厳密だと 安全って感じがしますよね。 旦那は感心しながらも、 英語の問題で採血できなくて ちょっと寂しかったみたい。)
病院は、 行きたくないけど、 行かなければならない時が 必ずあると思います。 どんな病気であるかは、 先生が紙に書いてくれれば あとでもわかりますが、 自分の症状、 特に体の中の痛みなんかは、 英語でどう表現すればわかってもらえるか、 むずかしいですよね。
病院へ行くときに、 通訳がつかないときは、 できるだけ英和と和英の辞書を持っていくことをお勧めします。 (薦めておいて、わたしは手ぶらで行ってたりします。 最後はなんとかなるんだけど、 そこにたどり着くまでの道のりは とっても厳しいの、、、)
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Last updated : 2008/06/08 05:54
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